Mavic Air 2 発表

Pocket

本日(2020年4月28日)10時30分(UTC+9)にDJIのホームページ上で、「Mavic Air 2」が発表されました。
同時に販売も開始され、基本セット(*1)は105,600円、あると超便利な付属備品をセットにしたFly More コンボ(*2)は132,000円です。

機体の外観は他のMavicシリーズとほぼ同じ見た目になりました。
先代Mavic Airの外観好きだったんですけどね。

*1:内容品〔Mavic Air 2機体本体、送信機、バッテリー×1、プロペラ予備1対、AC充電器、予備スティック、ジンバルプロテクター、USB Type-Cケーブル、モバイル端末用ケーブル3種〕
*2:内容品〔Mavic Air 2機体本体、送信機、バッテリー×3、プロペラ予備2セット、AC充電器、予備スティック、ジンバルプロテクター、USBケーブル、モバイル端末用ケーブル3種、バッテリー充電ハブ、バッテリーパワーバンクアダプター、NDフィルターセット(ND16/64/256)、ショルダーバッグ〕

先日公開した記事【4月28日 DJIドローン新作発表|今回はMavic Air 2!?】で機体の概要をお伝えしましたが、今日(4/28)が正式発表。
当時巷に出回っていた情報と、「こうであったらいいな」という筆者の希望的観測を盛り込んだ内容だったので、本日DJIの製品ページで公開された情報で、基本的な部分と筆者がこれは!と思ったデータを取り上げていきたいと思います。


 

従来製品との比較

先の記事にも掲載していたMavicシリーズの比較表を、発表された情報を基に更新しました。
Mavicシリーズ製品比較表
先代Mavic Airから、外観は大きく変わりましたが、基本コンセプトはあまり変わっていません。運動性能も最高速は変わらず68.4km/h。
バッテリー容量が大型化(2,375mAh→3,500mAh)し、カタログ上の飛行時間は34分(ホバリング放置で33分)に延び、実用飛行時間も20分を軽く超えられる性能になったのではないでしょうか。
障害物センサー類も前後と下方向のみで、こちらもAirから変化はありません。
Mavic Airは全長に対して全幅が短い形状でしたが、Mavic Air 2では全長に対して全幅が長く、他のMavicシリーズと共通のシルエットになりました。
プロペラもMavic 2と若干意匠が異なりますが、ウイングレット付きのフォールディングプロペラになりました。これはいいのか悪いのか…人によっては意見が分かれるかと思います。
ちなみに筆者は、ドローンのフォールディングプロペラは翼の軸の疲労劣化が起こりやすいので、あまりよく思っていません。

大幅に変わったのはやはりカメラの性能

写真は最大8,000×6,000px

Mavic Air 2では、カメラの性能が大幅に向上しました。
単純な性能で評価すると、Mavic 2 Zoomから買い換えようかと思うほど。
Mavic Air 2のカメラセンサーは1/2inch CMOSセンサー。Mavic MiniやMavic 2 Zoomでは1/2.3inchのセンサーなので、センサーサイズが若干大きくなったということになります。
そして、カタログの表記で気になるところは、センサー仕様の表記に「有効画素数12MPと48MP」という表記があることです。
純粋に4,800万画素のセンサーが搭載されているとは思えず、何かカメラモジュールの中で特殊な処理をしているというのが大方の読みなのですが。製品ページにも撮像素子センサーについては詳細が語られておらず、どのようにして48MPの画像を得ているのか、気になるところです。

DJIは平気で上位機種の性能を超えてくる

技術は進歩してくるもので、新興産業の場合は特にそれが顕著。
Mavic Air 2は動画の撮影能力も大幅に向上、上位機種であるMavic 2 Proをも一部の性能で凌駕しています。
DJIの製品ページでは8Kハイパーラプスが撮れると謳っており、動画は8Kまで思いがちですが、動画として撮影できるのは4Kまで。
おそらく8K動画を処理できるパソコンをお持ちの方も、そうそういないかと。
この8Kハイパーラプスは、連写した48MPサイズの写真を8K(7.680×4320=33,177,600画素)のサイズに縮小してタイムラプスのような動画にする昨日のことを言っています。
しかし、4Kサイズの動画撮影能力も向上しており、Phantom 4 Proの御家芸だった4K 60fpsのフレームレートに対応。
実用サイズのFull-HD(フルハイビジョン)は240fpsまで対応、スロー編集もこれでお手の物です。
スローモーションを多用する編集を行いたい場合は、Mavic Air 2一択ですね。

通信距離が伸びた!

Mavic Air 2の製品としての特徴は、通信距離が延びたことです。
Mavic Airは拡張Wi-Fiを使用していて、お世辞にも耐遮蔽性が高かったり、電波干渉に強いとは言えませんでした。
Mavic Air 2では、Mavic 2やPhantom 4 Proで使用されているDJI独自の通信システムであるOcuSync2.0を採用。2.4GHz帯と5.8GHzを自動的に切り替えるシステムで、長距離では2.4GHzで伝送距離を伸ばし、近場では5.8GHz帯で通信容量に余裕を持たせるなどの対策が可能ということですが…残念ながら日本国内では2.4GHz帯しか使用できません。
各国の準拠している機器の基準にもよりますが、最も長距離に対応できるのはアメリカや中国が準拠しているFCC仕様であれば、最大伝送距離は10km。ヨーロッパ諸国が準拠しているCEや日本のMICでは6kmの最大伝送距離を有しています。
巽西練習場から6km
日本仕様の6km。残念ながら、カタログに記載されている数値は、周辺に障害物が無いなどの特定環境下での数値なので、実際に書かれている距離飛べるわけではありませんが、もし飛べるとすると赤い円の範囲内(円の中心は弊社事務所)を飛べることになります。
実用域だと2.5~3kmくらいが限界だと思いますが、図の半分程度の半径だと飛行できるということです。

送信機の仕様が変わった

Mavic Air 2に採用されている標準送信機の形が変わりました。
Mavic 2シリーズ用に販売されている、スマート送信機の形に近くなりモバイル端末ホルダーはアンテナと一体型となりました。
送信機のバッテリーも高容量化され、連続駆動時間は240分。従来製品より送信機の充電忘れに注意しなければなりませんね。
お世辞にも扱い易いとは言い難かった従来のMavicシリーズ用送信機の形状。機体を持つ部分の形状が変化しないので、これはこれで使いやすそう。あとは、ダイヤル類の品質が重要ですね。
Mavic Air 2用送信機
ちなみに、Mavic 2用のスマート送信機も、今後のファームウエアアップデートにより使用可能になる予定とのことです。

Mavic Air 2は無人航空機

昨年発売されたMavic Miniは機体重量が199gで、小型無人機の分類は「模型航空機」。航空法のドローン規制の多くが対象外となるなど、コンプライアンスの観点からアドバンテージのあるドローンでした。

Mavic Air 2はどうかというと、、、
機体重量は570g
よって、分類は「無人航空機」。
屋外で飛行させる場合は、航空法のドローン規制に則り飛行させる必要があります。
人口集中地区内での飛行や夜間飛行、目視外飛行なども禁止されており、許認可を得ずに飛ばしてしまった場合は、違法行為として処罰されます。
また、本日発売されたばかりの製品なので、現時点(4/28)では国土交通省のHP記載無人航空機に含まれていません。
リストに追加されるまでは、自作ドローン類と同じ様な手続きが必要です。

旅行のお供には?

Mavic Airから+140g、バッテリーが高容量化したことから重量が増大しています。
Mavic Air 2のバッテリーだけの重量が198gで、Miniの重量とほとんど変わりません。
機体+バッテリー、リモコンと予備バッテリーを2つカバンに入れて、1kgちょっと。
う〜ん、旅行のお供にはちょっと重いでしょうか。
Mavic Air 2折りたたんだ状態
可搬性や飛行の手軽さはMavic Miniに敵いませんが、ドローンそのものやカメラの性能はさすがは最新機種。
カメラはPhantom 4にも負けず劣らずの性能ですので、Mavic Miniからのステップアップにはちょうどいい機体です。

Mavic Air 2購入について

弊社でも、Mavic Air 2の販売を承っておりますが、最新機種のためお渡しに時間をいただく可能性がございます。
また、このドローンは機体重量が200gを超えており、飛行に際して様々なルールがあります。
「ルールを破れば刑務所暮らし」も強ち冗談ではありません。
技能認定などの資格取得までしなくても、飛行規制対策講座で最低限必要な知識は抑えておきましょう。

 


筆者プロフィール

Pocket

自分だけのスケジュールで学べるのはエイトだけ

忙しいあなたでも、エイトを選ぶことで、自分だけのスケジュールで学ぶことができます。遠くまで移動したり、合宿をする必要はありません。仕事を休まなくても学べる環境が整っています。また、関西トップレベルの講習をお約束します。
2019年G20開催期間中の大阪において、大阪市長の行為許可のもとプロジェクトを行うなど多くの事例を持つメンバーが在籍。

今のあなたにぴったりな情報をお届けします。ぜひドローンスクール8(エイト)の無料カウンセリングへお越しください。あなたとお会いできる日を楽しみにしております。

今すぐ無料講座を予約する

無料講座の詳細を見る